コロナに思う



私たちの医院は、コロナの風評被害で辛い期間を過ごしました。

志布志市で初めてコロナの感染者が出て、医院の噂は聞かなくなりましが、感染した方、その家族、お子さんへの誹謗中傷の噂を聞くにつけとても胸が痛みます。

こんな思いは私たちだけで終わって欲しいと思いましたが、残念だと思います。

自分を感染から守ることだけで心の余裕をなくし、感情的になって誹謗中傷したり、嫌がらせともたれる行動はとても悲しいことです。

鹿児島の最初の感染者は自ら命を絶ったという話も聞きました。

実際、私も私の触ったものは触らないというようは扱いを受けたり、顔を背けたり、慌ててマスクをしたりということも経験しました。

悲しいことですが、人間関係の信頼関係は崩れていきます。コロナは人の心を浮き出しにするリトマス試験紙のようなものだと感じています。

コロナ禍の中、人が信頼の中で助け合い生命を守りあえる時期が来ることを祈らずにはいられません。

私たちの医院は、地域の障害児.者、高齢者、医療的ケアの必要なお子さん方に歯科医療を提供しています。コロナが怖いからという理由では中断できない仕事ですし、歯科の環境は濃厚な接触でもあります。先の見えない状態で、感染から身を守りながら、歯科医療を日々頑張ってくれているスタッフがいることをどうか心の片隅に置いてください。

当時の誹謗中傷の中、頑張っていたスタッフがいることを心に置いていただきたい。

そして、いま、感染から回復して社会でそれぞれの仕事を頑張ろうとしている方々。

スタッフやその方々は地域の生活を支えているのです。

どうぞ、それを忘れないで欲しい。

あなたがいるから私の幸せがあるのです。