専門職に思う



ようやくお口を閉じてスプーンから取れるようになり、お口を閉じてガックンができるようになったお子さん、食べ物の堅さの見極めをしっかりさせるために、押しつぶしを目標に食形態を変えながらご指導してきた。

療育施設で専門職から堅いものを食べさせないと咬まない。咬まないから言葉が出ないのだと指導があったそうだ。

また、違うお子さんだが、肢体不自由のお子さんはまだお口を閉じて取り込めない。舌の動きは前後。お口を閉じてゴックンできない。肺炎のエピソードも多い。誤嚥はないと言われたVFの画像では誤嚥を認める。ゴホンとも言わす不顕性の誤嚥。それなのに、10cc飲ませる、コップのみの練習をさせるとの指導。身体を傾けて飲み込ませる。この子は高齢者じゃない。獲得させなければいけないのに。

ご家族はこんらんの中にいる。固いものを食べさせたい、もっとたくさん食べたり飲んだらしてほしい。そんな思いから誤った指導に目がいってしまう。

奥歯もようやく一本生えたばかりの子に堅いものを勧めてどうする?確かに前歯は生えてるから、りんごも齧れるでしょう。でも、そのあとは?処理できない。窒息事故につながると思いませんか?まして、どんな根拠で堅いものを噛まないから言葉が出ないというのか。

お口が閉じれないお子さんに、10ccもの水分をどうやって飲めというのか。スプーンですら取れないのにどうやってコップを使えというのか。身体を傾けて飲ませる?側湾は考えないのか?肢体不自由の子どもたちは、経口摂取できなくなることもある。舌の前後運動で開咬になることはきにしないのか。

専門職という立場なら、学んでほしい。正しい知識の元に、正しいご指導をしてください。