摂食嚥下リハビリテーションを思う



何年か前、言語聴覚士さんから先生は歯医者なのになぜ摂食嚥下リハをやってるんですかぁ?  と 聞かれ絶句してしまったことがある。歴史を知らない方々がいるんだと驚いてしまった。

〜恵まれない子供達の障害された口腔機能が、たとえ半歩でも散歩することを願って〜

こう書かれた「食べる機能の障害  その考え方とリハビリテーション」は、歯科医師の手によって1987年に書かれた日本で初めて摂食嚥下についての正書だ。

読んでほしい。歯科から始まった歴史を知ってほしいなと思う。

そして、食べ物を食べたことのある中途障害者やご高齢の方々とは、食べた経験のない子供たちの障害の内容は大きく違うのだということを念頭においてほしい。