自閉症の偏食に思うこと



自閉症の子供たちの偏食は、口腔内の感覚過敏や変化への苦手さ、同じ物へのこだわりなど子どもによって違うものの、自閉症でない子どもの偏食とは全く違うものであることをぜひ理解してほしいと願う。

わがままでもなく、慣れれば食べるものでもない。食べられないことを理解してほしいと思う。

感覚が鈍いとお腹が空いた、喉が渇いた感じがわからない。

たとえ空腹でも、食べられないものは食べられない。

慣れたものを頼りに少しずつ幅が広げていけたら。時間はとてもかかるから、給食でその子が食べられるものを何か一つでも許可してほしい。

今日のちびっこは、昨日の夜からなにも食べず、ヤクルト一本飲んだきりで今日の12時の予約だった。

これから、脱水も考えなければならない、体力も持たない。

教育サイドは、方針があると聞く耳を持たない。

絶望感に苛まれる。