子どもを知ること〜ASD支援



今いる場所からすぐ何処かに行ってします。

それは、その子の問題ではなく周りの問題であることが多いです。

ASDのちびっこ、診療室に入っても、台から逃げ出してしまいます。入ってきても、耳塞いで逃げていこうとします。この子はできないと諦めてはいないでしょうか?

でも、聴覚過敏がある場合、音に我慢ができないのです。

斜め横のユニットだ、歯を削っていました。そして、他では歯石を取っていました。

キーンという音、シューッという音、ガーっという音の洪水です。聴覚過敏のあるちびっこは、一度にすべての音が同じレベルではいるので、いたたまれないのです。

患者さんにご協力いただき、10分お待ち頂きました。

ちびっこ、しっかり練習と歯ブラシができました。診療台から逃げ出してしまうこともありません。

そうです。ちびっこができないのではなく、周りの問題。どう支援するかです。