新型コロナ感染症



私たちの医院は、いまコロナの発生源だという風評被害にさらされています。嫌がらせの電話もかかってきます。

鹿児島県のコロナ感染者は6名。私たちの街からはまだ出ていません。

当然、私たちの医院からもコロナは発生していません。PPEを始め感染防止に力を注いでいます。

私たちは、地域の障害児者、医療的ケアの必要な子供たち、在宅小児の歯科医療にスタッフ一同一丸となって取り組んでいます。心ない噂で地域の障害者歯科医療が崩壊していくことが、心から心配です。

日本赤十字社が作ったパンフレットをご紹介します。各地の病院や学校などに配布された他、SNSでも紹介され反響を呼んでいます。感染拡大に伴う不安や感染者や感染地域への差別をなくそうと作られました。
 パンフレットでは新型コロナウイルスは「3つの感染症」を引き起こすとしています。
 1つ目は「病気」。つまりウイルスそのもの。その病気が2つ目の感染症、「不安」を引き起こします。「不安」は感染した人を遠ざけようと3つ目の感染症、「差別」を生み出します。そして、症状があるのに「差別」を恐れて受診をためらいさらなる感染を招いていく…。ウイルスが招く「負のスパイラル」です。これを断ち切るにはどうしたらよいか…。森光さんはまず、不確かな情報に振り回されないことが重要だとしています。

https://www.fnn.jp/articles/-/30931

こういう時こそ、冷静に行動し、周囲を避けたり、非難したりするのではなく、仲間意識を持つことが必要です。

今の困難は、心一つに乗り越えていきましょう。

戦うべきはウィルスです。みなさんの隣人ではありません。

私たちは、噂に負けず地域の子供達の、地域の高齢者の、そして地域の障害児者の地域の方々の歯科医療をこれからも精一杯守っていきたいと思っています。