映画「国宝」それから障害者歯科



ちまたで、「国宝」と言う映画が大きな話題になっています。私も見ました。娘が日本舞踊家なので、国立劇場の楽屋とか懐かしい場所に涙が出ました。そして、2人の俳優さん、短い時間で良くぞここまでと思いました。歌舞伎役者さんと比べると、そりゃあ違いますよね。所作も目配りも何もかも。比べてどうなるものでもない。逆に、比べる方がどうかしてるよなと内心思ったりもします。フェイクはあくまでもフェイク。でも、そこに注ぎ込まれた情熱、おそらく血の滲むような努力、おもい、使命感、責任、いろんなものが渦巻いてるんだろうな。それは、目に見えるものではないから、映像の中に見えるものではないから、フェイクだと言ってしまえばそれまで。

最近、ある方からお聞きした。

西国領歯科医院は特殊だ。障害者を見ているのは、国から補助が沢山おりてお金をもらってるからやってるんだと。障害者にはお金が出るものなのだ。だから、やってると言っている方がいる‥と。

へー、そうかい💢💢

見えないものを見ないで、思いを知らないで、医院みんなの努力も知らないで、フェイクと言うのかい。私たちの使命感、責任感、知ってる?と言いたいなぁ。

人の意見はさまざまで、どんな意見があってもいいけどね。

言った方は、ペットのお仕事をしてる方。きっと、ペットの生命をお金で換算してるんだろうね。だから、私たちの仕事もそう見えるのかな。残念だなぁと思いつつ、「国宝」への、評価を見ています。