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障害者歯科は社会学であるということ
障害者歯科とは障害児.障害者のための歯科であると思う方がほとんどだと思います。
私は指導医というか、恩師から障害者歯科は社会学なのだといつも言われてきました。
正直、ピンときていませんでしたし、よくわかってもいませんでした。
所属している勉強会で障害児者の治療、医療的ケア児の支援について数回のシリーズでお話しさせて頂き、それが自分にとって大きな気付きの機会になりました。
いつかは起こるであろうと思っていた、介護疲れによる医療的ケア児の悲しい事件の報道が続いて、障害者歯科、在宅小児歯科は障害児.者の医療であると同時に、障害児.者が医療難民とならないように、重心児、医療的ケア児の介護疲れによる事件が二度と起こらないようにする「予防歯科医学」であり、それを社会に広く訴えかけていき、いまを生きている障害児.者、重心児、医療的ケア児、そしてそのご家族に役立たせる「社会歯科医学」なんだと、理解することができました。
私は当事者ではないから、100%その苦しみを理解できなくても、相手から見て理解してくれる人にはなれます。
開業医なので高度な治療などはできないけれど、医療という枠を超えて、次の一歩を踏み出せるご支援をできればいいなぁと思います。
近さなことだし、独りよがりなことでさすが、そんなことに気がついた日々です。