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患者に寄り添うということ
入院しているは東京新宿メディカルセンターは、神楽坂にあります。神楽坂の散策です。神社二箇所で階段を上り下り。そして、この地で治療して頂けたこと、無事退院の日取りも決まったことにお礼申し上げました。
老舗のお菓子屋さんでみたらし団子と揚げ鮎もなかってお菓子を買って、神楽坂の街並みを楽しみ、あらかじめ下調べをしてくださったPTさんのお勧めのお店に向かいました。風情ある小道に入ったところにあるおいしい親子丼のお店でランチです。
楽しいお喋りと美味しい親子丼。
そして、私にとっては、とても大きな自信となりました。退院したら、リハビリ受けられなくなることへの不安もあったし、退院後の仕事のことや生活のことなど、イメージがうまくできなかったけれど、これで私は大丈夫と自分に自信が持てました。
患者に寄り添う。よく使われる言葉です。では、どう寄り添うの?と問われたら具体的に答えられるでしょうか。
患者という時は、心を串刺しにされた者と書く。その串を取ることが医療なのだ。と、学んだことを思い出しました。事故で被害者になったこと、仕事ができず焦った気持ちは心の中の串として残っています。手術した後の傷の周りは硬く、使わなかった筋肉は衰えて肉体的に衰えも心の串としてありました。
退院の前にさりげなくこう言ったリハビリを計画して自信を取り戻して社会に復帰することを助けてもらい、心の串を一本一本とってもらい、身体も機能回復してもらい、退院できることは、本当に幸せです。
私の医院もこうでありたい。
私自身もこのPTさんのようでありたいと思いました。
復帰したら、ちびっこたちにお返しして行こう。皆さんにお返しして行こう。
もう少しで仕事に復帰できると思います。