子どもの貧困と人の善意



こんなに豊かな日本での子どもの貧困はなぜ起こるのかと考えてしまう。

鹿児島県は子どもの貧困率が全国のワースト3位なのらしい。

学校検診に行き、子どもの様子から「朝ごはん食べた?」「昨日の夜は何食べた?」と聞くと、

「忘れた」と答える子どもたちがいる。

食べてないんだろうなと思う。

1枚の制服が普段着、寝間着兼用で着続ける子供がいるし、給食だけが頼りの子ども達がいる。

子ども食堂があっても、たどり着かない子どもたち。

毎週土曜日、診療室に子ども食堂からお弁当が届き、そして制服や古着が昨日届いた。

コロナ禍の一番大きな問題は、私は人との関係や絆、信頼を断ち切っていくことだと思っているが

そんな中、人の善意に一筋の光を見つけて心が暖かくなった。