チックへの対応

大阪大学の研究でマウスピースがトレット症候群のチックや生きづらさを緩和させる治療法になることが期待されているようです。

運動チックと音声チックのちびっこは簡単なマウスピースでしたが、使うことで症状がずいぶん改善されてきました。

専門家である神奈川のくずのくち歯科の佐藤資記先生のアドバイスで、簡単なマウスピースから始めてみましたが、効果は大きいものでした。

マウスピースを装着して噛み合わせると、口を開ける筋肉の筋紡錘に生じる筋紡錘感覚が無意識に増強され、この感覚の増強がトレット症候群のチックを減少させた可能性があるそうです。筋紡錘感覚が大脳で情動機能を担っている島皮質に伝達されることが動物の実験で明らかになっているからとのこと。

これが実証され臨床に応用されていけば、子供たちの生きづらさの改善につながっていけばいいと感じます。