場面緘黙について

場面緘黙とは、家ではごく普通に話すことができるのに、特定の社会的場面や状況、例えば保育園、幼稚園、学校、職場で、1か月以上声を出して話すことができないことが続く状態のことを言います。

自分の意思で「わざと話さない」「反抗的な態度」「人見知り」とは違い「話せない」ことを理解しましょう。

歯科治療は怖いけれど、怖いといえない、痛いといえない、だからコミュニケーションの手段を歯科医療者が考えていかねばなりません。

アシスタントが、そっと手を握って、痛いとき、やめてほしいときはぎゅっとしてねと合図を考えましょう。

地域の歯医者には困り感を抱えている方々や子供たちが来院します。困っているのは、歯医者さんではなく当事者なのだと理解して、暖かい支援ができるといいですね。

かんもくネットという、場面緘黙のお子さんの支援のための情報交換ネットワークがあります。かんもくネットをホームページをぜひご覧になってくださいね。

http://kanmoku.org/