自閉スペクトラム症の治療に関して



 

まずは慣れることから。

始まりと終わりがわかるように、タイムタイマーを使います。あとどのくらい我慢するのかを理解できるようにします。

子どもも大人も同じです。その方の特性に合わせて一歩づつ前進しましょう。年齢の高い方は、小さい頃、その当時自閉スペクトラム症に関しての歯科支援はあまり確立されていなかったと思うのです。ですから、ご本人も、何よりご家族が苦労され悲しい思いをされたこともあったでしょう。

今でも、歯科受診に対して二の足を踏んでいる方がいらっしゃるなら、いまはそうではないことをどうぞ知ってください。しっかりご支援の体制は整ってきています。

障害者歯科学会のホームページから認定医のいる施設を探してみてください。

また、県によっては協力歯科医がいます。県の歯科医師会のホームページで調べてみてくださいね。