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骨性異形成症
歯の根の先に白い塊が見えます。下記に内容については口腔病理基本画像アトラスを貼り付けます。
臨床では感染に気をつけなければいけません。本来でしたら、神経を取らなければいけない歯ですが、感染を避けるために、3mix-mp法で歯の神経を助ける方法で治療します。
虫歯のためにレントゲンを取って偶然見つかったものです。日頃から歯科で口腔ケアなど継続管理を行い、このような病気を見つけられるようにすることは大切です。
骨性異形成症 (osseous dysplasia) 根尖性骨性異形成症/根尖性セメント質異形成症
生活歯の根尖にセメント質様ないし骨様硬組織形成と伴った線維性結合組織の限局性増生を示す非腫瘍性病変
臨床事項
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- 単一歯から数歯の根尖部に発生 30~50歳代の中年女性に好発
- 下顎前歯部が好発部位
- 無症状でX線検査にて偶然に発見される
- X線所見は病期によって異なる 初期は球状骨透過像を呈し、次第に不透過像が混在 最終的には根尖に球状の骨不透過像を認め、その周囲を透過帯が囲む
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病理組織所見
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- 病期によって異なり、初期は根尖部の線維性結合組織の増生が主体(periapical fibrous dyaplasia)
- 次第にセメント質様ないし骨様硬組織形成が生じ、結合組織に混在
- セメント質様ないし骨様硬組織形成で占められていく
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その他
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- 本疾患は、骨形成線維腫、骨性異形成症や慢性硬化性骨髄炎などと共に、顎骨のいわゆる線維—骨性病変(fibro-osseous lesion)に属する
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:骨形成線維腫 骨性異形成症 慢性硬化性骨髄炎他 |