食べやすい形で食べる権利



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脳性麻痺の方の食べることを考えます。

 

先日、来院された方は刻み食でした。施設通所です。逆流があり歯はボロボロ。大きなスプーンで刻みを口の中に押し込みます。処理できず、ずーっと溜めたまま。次から次に食べ物が入り、苦しそう。表情もありません。一時間以上も食事にかかるとのこと。セラピストさんも入っているそうですが、慣れた形態でむせはないからこのままと。

 

うーん。考えてしまいます。

でも、機能の評価を行ってしっかりと判断せねばいけないです。

 

食べやすい形で食べる権利が、すべての人にあるんですね。家族が歯ごたえのあるものをといっても、家族の希望は決して権利ではないんです。最近、こんなことを学びました。

 

家族の食べさせたいものでも、機能にあっていなければ、辛いのはご本人。

危険なのはご本人。

安全に、楽しく、美味しくが大事ですよね。こんなペーストと思うかもしれない。

でも、安全に、楽しく、美味しく食べれたらたとえペーストでも、立派な食事です。

 

拝見した方は、持ってこられた刻みをペーストにしたら、笑顔で召し上がりました。

 

せっかくの楽しい食事で、笑顔が消えたら悲しいことです。