給食のパンについて思うこと

給食のパンを食べる練習です。

摂食外来にご通院されてるちびっこは、就学前、あるいは就学してからもちびっこによっては給食、特にパンの食べ方を練習しています。

小さくちぎって、スープや牛乳に浸して食べる。お口いっぱいに詰め込まない。大きくかじらない。そんなことをお話ししています。

全てのちびっこに大切なことです。大人も大切です。

パンはふわふわやわらかくて食べやすいように思えますが、お口に入ると吸湿して団子状になります。

団子状のパンがお口いっぱいになるとのどに詰まってしまい、窒息してしまいます。

保育園、幼稚園、そして学校給食でパンが出るときは安全な食べ方も教えてください。

小さくカットして大人の感覚で小さくした食べ物と思っても、子どものお口の容積は大きなギャップがあることもあります。

食べる機能もそれぞれ一律ではありません。

周りが安全な食べ方を教え、楽しい、美味しい、うれしい給食にしてあげましょう。