食事の自立

食事の自立とはと考えたことがあるでしょうか。

自分一人で食べることができるから自立しいてる?

1人で食べてお口から食べ物がなくなったから上手?

スプーンやお箸を上手に使って食べてるから、自立してる?

だから、介助不要?

本当にそうでしょうか。

食事の自立とは、一人で食具を使って食べられるから自立とは言えないのです。

「自らの咀嚼する機能や飲み込むことの出来る機能を理解して、その機能に応じた食べ物を選択して、必要に応じ、自分の能力に合わせるように出されたお皿のうえで小分けにしたりする、カットしたりして一口量の調整をしながら、食べるペースも考えられるといった対応ができること。」と定義づけられているのです。

自分で食べれているものの、認知機能が低下した要介護者では丸飲み、詰め込みなどが多いんです。

食べることは学習です。持って生まれた機能ではなく学習して獲得します。知的な遅れがある方々、特に年齢の高い方は苦手なところも多くあります。

ですから、認知機能が低下した方は、たとえ自ら食べていても見守りや介助は必要です。